新型インフルエンザの潜伏期間は、厚生労働省のサイトには1-7日と掲載されていましたが、実際には、感染してから2-3日後には発熱などの症状が現れていることがわかっています。
このことから、新型インフルエンザの潜伏期間は2-3日であると考えてよいでしょう。
最も症状が出るのは早いケースは、潜伏期間1日で、最も遅いケースは7日という報告がありますが、潜伏期間が7日というのは非常にめずらしいケースで、大半は遅くても5日以内に症状が現れているようです。
潜伏期間の長短は、ウイルスに対しての抗体を持っているかどうかや、体調・体力に応じて決定されます。
新型インフルエンザウイルスは生物の体内では繁殖を繰り返しながら生き続けますが、ウイルス単体の寿命は空気中では非常に短く、一旦咳やクシャミによって体外に出てしまうと数分から数時間で死んでしまいます。
ウイルス感染者が触ったもの(バスや電車のつり革など)は2−3時間程度生き続けます。ウイルスは高温・低湿の場所ほど長く生き続けることがわかっています。
新型インフルエンザウイルスを「外からもらってくる」ことを防ぐためにマスクや手袋をしたり、外から帰った後はうがい・手洗いをするのはこのためです。
万が一自分が新型インフルエンザウイルスに感染してしまったら、家族や同僚、クラスメイト、電車やバスに乗り合わせた見ず知らずの人に移してしまう可能性があります。
発熱・咳・くしゃみなどの症状が現れてなくても感染している可能性があるので、マスクや手袋をするなど、慎重な行動を心がけるようにしましょう。
スポンサード リンク | スポンサード リンク |
スポンサード リンク