インフルエンザウイルスには、大きく分けてA、B、Cの型があります。
B型、C型のインフルエンザウイルスは一般的に人間だけに感染するものですが、A型インフルエンザウイルスには、人間のほかに鳥類や豚などに感染するという特徴があります。
A型とB型のインフルエンザウイルスには「亜型」と呼ばれる方があり、その中に「株」と呼ばれる型があります。
これは、ウイルスが生き物の体内で遺伝子レベルの構造を変化させるために起こるもので、予防接種を受けたのにインフルエンザに感染したり、インフルエンザに繰り返しかかってしまうのはこれらの型の違いが原因と考えられます。
ウイルスの変化は、特にA型インフルエンザウイルスで起こりやすくなっています。
A型インフルエンザウイルスに感染していた場合、それが新型である可能性は約9割といわれているため、秋から冬にかけてA型インフルエンザであると診断された場合はまず新型インフルエンザであると思ったほうがよいでしょう。
新型インフルエンザA型とは、鳥インフルエンザH5N1型の変種ウイルスのことです。
8月29日に国連農業機関(FAO)が発表した声明によると、今年の秋から冬にかけて高病原性鳥インフルエンザが再び流行する恐れがあるそうです。
H5N1は主に野鳥の間で感染するウイルスで、トリインフルエンザを引き起こします。
トリインフルエンザは、鳥類のほか、ネコ科の動物やイヌ、ブタにも感染(豚インフルエンザ)することがありましたが、人間への感染は1997年に香港で発生するまで認められませんでした。
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新型インフルエンザA型とは?-鳥インフルエンザH5N1型など-
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